子ども用キャッシュカードを手作り!ChatGPTで作るパパノ銀行カードの作り方

ChatGPTでデザインし、両面印刷・ラミネートして手作りした紫色のパパノ銀行キャッシュカード8枚

子どもにお金の大切さを教えたい。

でも、ただお小遣いを渡すだけで、お金の使い方や貯金について学べるのだろうか。

そんなことを考えて、わが家では「パパノ銀行」という家庭内の銀行を作ることにした。

どうせ銀行を作るなら、子ども専用のキャッシュカードも作ってみたい。

そこで活用したのが、ChatGPT。

子どもの好きなものや色を伝えて、オリジナルのキャッシュカードをデザインしてもらった。

完成したデザインは、A4用紙に両面印刷して、名刺サイズのカードに。

ただし、作ってみると想像以上に苦労した部分もあった。

それが、表と裏の印刷位置を合わせること。

何度か試した結果、わが家のプリンターでは裏面を上に1.2mm調整することで、きれいに印刷できた。

この記事では、実際にカードを作った経験をもとに、次の内容を紹介する。

  • ChatGPTで子ども専用カードをデザインする方法
  • A4用紙に両面印刷する手順
  • 表裏の印刷位置がずれたときの直し方
  • カード作りに必要な道具
  • コピペで使える無料プロンプト

デザインが得意じゃなくても、自分の子どもだけのキャッシュカードは作れる。

この記事を参考に、親子でオリジナルのカード作りを楽しんでみてほしい。

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目次

1. 子ども用キャッシュカードを作ってみた

まずは今回完成した「パパノ銀行」のキャッシュカードを紹介したい。

ChatGPTで手作りしたパパノ銀行キャッシュカードの表面と裏面

サイズは日本の一般的な名刺と同じ、91mm × 55mm。

家で使うものだから、本物の銀行カードのような機能はない。

それでも、どうせ作るなら、子どもが「自分だけのカードだ!」と思えるデザインにしたかった。

今回のデザインは、7歳の娘の好みを取り入れて作ったもの。

娘が好きなのは、アーティストのHANAや、サンリオのクロミ。

そこで、少しかっこよくて、かわいらしさもある世界観を目指した。

好きな色は紫と黒。

ChatGPTが提案した3種類のデザインから、最終的に選んだのは「ドリームユニバース」という星空をテーマにしたデザインだった。

夜空に広がる星、紫色の光、女の子と黒ねこのシルエット。

既存のアーティストやキャラクターをそのまま使わず、好きな雰囲気をヒントにしたオリジナルのカードだ。

最初から完成品のテンプレートを使うのではなく、子どもの好みをもとに作れる。

これが、ChatGPTを使ってよかったと思う一番のポイントだった。

なお、このカードは家庭内専用の学習用カードで、実際のATMやお店では使用できない。

2. パパノ銀行カードを作った理由

そもそも、なぜキャッシュカードを作ろうと思ったのか。

きっかけは、娘たちへのお小遣いをどうするか考えたことだった。

お金は、使えば減る。

貯めれば、欲しいものを買うための準備ができる。

そして、銀行に預けると利息がつくこともある。

こうしたお金の仕組みを、子どものうちから少しずつ知ってほしい。

そんな思いで考えたのが、わが家の「パパノ銀行」だった。

わが家のパパノ銀行のルール

ルルールはできるだけシンプルにした。

  • お小遣いは毎週「年齢 × 50円」(7歳なら350円)
  • 毎週「おこづ会議」を開く
  • お金は「必要・寄付・貯金・自由」の4つに分けて考える
  • それぞれにいくら分けるかは、子ども自身が決める
  • 最初の元手として、パパから3,000円をプレゼント
  • 通知表の「特にできている」の○1つにつき100円をボーナスとして渡す
  • パパノ銀行への預け入れ・引き出しはいつでもできる
  • 月末の預金残高に1%の利息をつける仕組みを、まず3か月試してみる(1円未満は四捨五入)

※月1%は、利息の仕組みを学ぶために設定した家庭独自のルール。実際の銀行の一般的な預金金利を表したものではない。

お金をたくさん貯めることだけが目的ではない。

欲しいもののために貯金するのもいい。

今しかできない経験にお金を使うのもいい。

誰かのために使うという選択肢もある。

だからこそ、毎週のお小遣い会議では、渡されたお金をどう使うか、どう分けるかを自分で考えてもらいたい。

正解をパパが決めるのではなく、自分で選んで、その結果から学んでほしい。

大切なのは、お金を増やすことよりも、お金との付き合い方を学ぶこと。

キャッシュカードは、そのきっかけになる小さな道具として作った。

3. デザインはChatGPTで作成

今回、ChatGPTにデザインをお願いするとき、最初からすべての条件を伝えたわけではない。

むしろ、ChatGPTに一つずつ質問してもらい、回答しながらデザインを決めていく方法を試した。

このやり方が、想像以上によかった。

まずは子どもの好みを伝える

今回ChatGPTに伝えたのは、主に次の内容。

質問回答
子どもの年齢7歳
好きなものHANA、クロミ
好きな色紫・黒
銀行名パパノ銀行

ここで大切だと感じたのは、子どもの性別だけでデザインを決めないこと。

たとえば、女の子だからピンク、男の子だから青と決める必要はない。

好きなアーティストやキャラクター、色、雰囲気を聞いたほうが、その子らしいデザインになりやすい。

3種類のデザインから好きなものを選ぶ

好みを伝えると、ChatGPTが3種類のデザインを提案してくれた。

ChatGPTが提案した子ども用キャッシュカードの3種類のデザイン案

今回の候補は次の3つ。

A:ステージ&リボン

音楽ステージのようなキラキラした雰囲気。

B:クロネコフレンズ

黒ねこを主役にした、少しクールでかわいいデザイン。

C:ドリームユニバース

紫色の夜空、星、女の子と黒ねこが登場するファンタジー風のデザイン。

この中から選んだのがCだった。

気に入ったデザインを少しずつ調整

デザインを選んだあとは、さらに細かい部分を調整した。

例えば、こんな質問にも一つずつ回答していった。

  • 名前欄は「なまえ」と「NAME」のどちらにする?
  • 黒ねこのシルエットは残す?
  • 裏面にも名前欄を入れる?
  • 貯金の目標を書くスペースは必要?
  • 家庭内専用カードであることを記載する?
  • カード番号風の数字は入れる?

こうして決まった内容をもとに、表面と裏面を完成させた。

ChatGPTで作成したパパノ銀行キャッシュカードの表面と裏面

ちなみに、最初に試したプロンプトでは、かなり大人向けのカードができてしまった。

原因の一つと考えられるのが、「高級感」「本物の銀行カードのように」といった指定。

そこで、子どもが好きなものを聞き、世界観を決める方式に変更した。

これが今回の大きな改善点だった。

4. 両面印刷でずれないように調整した話

今回、一番苦労したのが両面印刷だった。

デザインが完成し、印刷用PDFもできた。

ところが、実際に両面印刷すると、表と裏の位置が少しずれてしまった。

カードは91mm × 55mmと小さい。

そのため、わずかなずれでも切り取ったときの余白が気になる。

せっかく時間をかけて作ったのだから、ここは妥協したくなかった。

PDF上で位置が合っていても、印刷するとずれる

まず、A4用紙の表面と裏面に、それぞれ同じ位置でカードを配置した。

でも、実際には印刷位置に誤差が出ることがある。

そこで、ChatGPTに裏面だけを動かした修正版PDFを作ってもらった。

最初は、裏面を上に1mm移動。

その後、元データを基準に上に1.2mm移動したPDFを作り、改めて印刷した。

結果は、ぴったり!

さらに今回の新しいデザインでも、同じ補正値を使ってA4両面印刷用PDFを作成し、実際に印刷して確認できた。

わが家で成功した印刷設定

設定項目内容
用紙サイズA4
用紙の向き縦
カードサイズ91mm × 55mm
配置横2列 × 縦4段
1枚の用紙に配置するカード8枚
両面印刷長辺とじ
印刷倍率100%
裏面の位置調整上に1.2mm

ただし、裏面を1.2mm上げれば誰でも成功するわけではない。

この数値は、わが家のプリンターで実際に試した結果。

プリンターの機種や用紙によって、必要な調整量は変わる。

読者には、最初は補正なしの状態から試してほしい。

5. 実際に使った道具

子ども用キャッシュカードを作るために準備したのは、身近な道具。

特別な印刷機がなくても、家庭用プリンターとラミネーターなどを使えば作れる。

子ども用キャッシュカード作りに使用したラミネートフィルム・はさみ・CARLの裁断機
道具用途
パソコン・ChatGPTデザインとPDFの作成
家庭用プリンター両面印刷
A4用紙印刷
はさみ・カッターなどカードを切り取る
ラミネーターカードの保護
対応するラミネートフィルム加工に使用

ラミネーター

今回使用したのは、ナカバヤシのA3対応ラミネーター「HEL-01A3」。

以前から持っていたものを使ったので、新しく購入する必要はなかった。

ただ、古い機種なので、これから購入する人にはA4対応のラミネーターで十分だと思う。

今回のような名刺サイズのキャッシュカードを作るだけなら、A3まで対応している必要はないからだ。

そこで購入候補として紹介したいのが、ナカバヤシの「イージーラミエコノミー A4」。

  • A4サイズまで対応
  • 名刺サイズのラミネートにも対応
  • 75・100ミクロンのフィルムに対応(用紙の厚さに制限あり)
  • 名刺サイズ用のキャリアシートが付属

価格も比較的手頃なので、初めてラミネーターを買う人には検討しやすいと思う。

※こちらのA4モデルは実際には使用していません。製品仕様を比較して選んだ購入候補です。

すでに自宅にラミネーターがあるなら、まずはそれを使ってみるのがおすすめ。

無理に新しいものを買う必要はないと思う。

ラミネートフィルム

ラミネートフィルム

今回実際に使用したのは、ASKULの名刺サイズ・100ミクロンのラミネートフィルム。

これから購入する人向けには、同じ名刺サイズ・100ミクロンの**アスカ(Asmix)「F1022」**を紹介したい。

  • フィルムサイズ:95×60mm
  • 厚さ:100ミクロン
  • 100枚入り
  • 静電防止タイプ

今回作ったキャッシュカードは91×55mm。

このフィルムに中央に配置すると、左右に約2mm、上下に約2.5mmの透明な余白ができる計算になる。

そのため、ラミネート加工後の仕上がりは、元のカードよりひと回り大きくなるので注意してほしい。

ただし、この余白はフィルムを接着するために必要な部分。切り落とさずに残しておこう。

※F1022は実際には使用していません。サイズと仕様を比較して選んだ購入候補です。使用するラミネーターとの適合性は事前に確認してください。

はさみ・ペーパーカッター

今回使用したのは、カール事務器のディスクカッター「DC-200NA」。

キャッシュカードを名刺サイズに切り取るために使用した。

今回のようにA4用紙へ8枚印刷する場合、まっすぐ切れるペーパーカッターがあると便利。

もちろん、はさみでも作れるので、必ず購入する必要はない。

すでに家にある道具を活用するのがおすすめ。

6. 子ども用キャッシュカードの作り方

ここからは、今回成功した作り方を順番に紹介する。

STEP 1|ChatGPTにプロンプトを貼り付ける

まずChatGPTを開いて、この記事の第7章で公開しているプロンプトをコピーする。

貼り付けて送信すると、ChatGPTから質問が始まる。

年齢や好きなものなどを聞かれるので、一つずつ回答していこう。

STEP 2|3種類のデザインから選ぶ

回答をもとに、ChatGPTに3種類のデザインを提案してもらう。

気に入った案がなければ、別のデザインを提案してもらってもいい。

親子で画面を見ながら選ぶのも楽しそうだ。

STEP 3|表面と裏面を完成させる

好きなデザインが決まったら、細かい部分を調整する。

名前欄や銀行名、イラストなど、気になる部分があれば修正をお願いしよう。

実際の子どもの名前をAIに入力しなくても、名前を書くスペースだけ作っておけば大丈夫。

また、印刷するためには、表面と裏面のデザインをそれぞれ独立した画像として用意する必要がある。

比較用の画像をそのまま印刷するのではなく、余白や見出しなどが入っていないカード本体のデータに仕上げよう。

STEP 4|A4両面印刷用PDFを作成する

表面と裏面が完成したら、ChatGPTに印刷用PDFを作ってもらう。

今回使用した仕様は、A4縦向きの2ページ構成。

1ページ目に表面、2ページ目に裏面を配置する。

カードは横2列×縦4段で、合計8枚。

デザインを無理に引き伸ばさず、91mm × 55mmの仕上がりサイズに収めてもらうことも大切。

作成後は、実際にPDFが出力されたことを確認しよう。

A4用紙に子ども用キャッシュカードを8枚印刷した状態

STEP 5|まずは普通紙で試し刷り

ここが重要!

いきなり本番の用紙を使わず、まずは普通紙で確認する。

印刷設定は、A4・両面印刷・長辺とじ・100%を基本にする。

印刷したら紙を光に透かし、表と裏が合っているかを確認。

もしずれていたら、どの方向に何mmずれているのかをChatGPTに伝えよう。

STEP 6|切り取り・ラミネート加工

位置が合ったら、本番用の用紙に印刷する。

パパノ銀行のキャッシュカードをラミネーターで加工している様子

印刷した紙からカードを切り取り、使用するラミネートフィルムに合わせて加工する。

ラミネートフィルムの種類によっては、加工前の裁断が禁止されているので注意したい。

カードを個別に切って加工するのか、フィルムの中に複数枚並べて加工するのかも、使う製品に合わせて確認しておこう。

加工後は十分に冷ましてから、必要に応じて周囲を整える。

これで、オリジナルキャッシュカードの完成!

7. 子ども用キャッシュカードの無料プロンプト

ここからは、実際にテストした流れをもとに作った、ChatGPT用の公開プロンプトを紹介する。

今回のポイントは、AIに最初からカードを作らせないこと。

まず子どもの好みを質問してもらう。

そのあとでデザインを3種類提案してもらい、気に入ったものを選んでから細かく調整する。

この方法なら、最初からデザインを考えるのが苦手でも取り組みやすいと思う。

コピペで使える!キャッシュカード作成プロンプト

以下の文章をすべてコピーして、ChatGPTに貼り付けてほしい。

無料プロンプト全文を見る(コピーして使えます)
あなたは、子どもの好みを引き出すことが得意な
プロのグラフィックデザイナーです。

家庭内のお金教育で使用する、
子ども専用のオリジナルキャッシュカードを
一緒に作ってください。

最終的な目標は、カードの表面と裏面を
家庭用プリンターで両面印刷できる
A4サイズのPDFにすることです。

以下の順番で進めてください。

【STEP 1:ヒアリング】

いきなり画像を生成しないでください。

最初に、私へ一問ずつ質問してください。

質問する内容は次の5つです。

1. 子どもの年齢・学年
2. 子どもの性別(回答は任意)
3. 子どもが好きなもの
   (動物、アーティスト、キャラクター、
    趣味、世界観など)
4. 子どもが好きな色
5. カードに入れたい銀行名

質問は必ず一問ずつ行い、
回答を待ってから次の質問をしてください。

すでに回答したことを繰り返し質問しないでください。

性別だけでデザインを決めず、
子ども本人の好みを最優先してください。

実在するアーティストやキャラクターが好きな場合は、
雰囲気や色使いなどを参考にしてください。

既存のキャラクター、ロゴ、公式デザインを
そのまま再現しないでください。

【STEP 2:3種類のデザイン提案】

質問への回答がそろったら、
好みに合った3種類のデザイン案を考えてください。

以下の条件を守ってください。

・子どもの年齢に合っている
・子どもが喜ぶイラストや世界観
・かわいさ、楽しさ、特別感がある
・子どもの好きな色を活かしている
・大人向けの無機質な銀行カードにしない
・実在するブランドやキャラクターを模倣しない

3種類の案は、それぞれ雰囲気を変えてください。

A・B・Cの3種類を比較できる画像を作成し、
どれが好きか質問してください。

【STEP 3:デザインの調整】

私が気に入ったデザインを選んだら、
次の項目を必要に応じて一問ずつ確認してください。

・かわいい寄りか、かっこいい寄りか
・表面の名前欄の表示
・残したいイラストやモチーフ
・裏面の名前欄の有無
・裏面の目標欄の有無
・家庭内専用であることの説明文
・ダミーのカード番号の有無

すでに決定した条件は維持してください。

回答をもとにデザインを調整し、
最終確認をしてください。

【STEP 4:カードの表裏を制作】

私がデザインを承認したら、
カードの表面と裏面を制作してください。

カードサイズは横91mm×縦55mmです。

・表面と裏面の世界観をそろえる
・名前は空欄にして、あとから手書きできるようにする
・日本語は誤字がないか確認する
・本物の銀行カード番号は使わない
・必要な場合は「NO.001」などの架空番号にする
・ATMや決済では使えない学習用カードにする
・印刷したときに文字が読みやすい大きさにする
・重要な文字や絵柄を端に置かない
・比較画像の見出しや背景は印刷データに入れない
・印刷するカード本体の画像を表裏別々に用意する

制作後、私に確認を求めてください。

【STEP 5:両面印刷用PDFの作成】

表面・裏面のデザインが完成し、
私が承認したあとにPDFを作成してください。

PDF仕様は次のとおりです。

・A4縦向き
・2ページ構成
・1ページ目:表面
・2ページ目:裏面
・1ページにカード8枚
・横2列×縦4段
・カード仕上がりサイズ:91mm×55mm
・カード間隔:縦横8mm
・両面印刷は長辺とじを想定
・印刷倍率は100%
・表と裏のカードの対応関係を確認する
・文字やイラスト自体を左右反転させない
・カード画像の縦横比を勝手に変更しない
・必要に応じて切り取りガイドを付ける

初期状態では、裏面の位置補正を
上下左右とも0mmにしてください。

完成したPDFについて、
ページ数・用紙寸法・カード寸法・配置座標を
確認してください。

【STEP 6:両面印刷の位置調整】

PDFが完成したら、
まず普通紙で試し刷りするよう案内してください。

位置がずれた場合は、
私が指定した移動量に従って、
裏面だけを上下左右に補正してください。

補正値は元のPDFを基準に扱い、
前回の補正値を勝手に加算しないでください。

PDFを作成できない環境では、
できたと装わず、そのことを説明してください。

実際のプリンターでは給紙誤差が生じるため、
印刷位置が完全に一致する保証はしないでください。

【重要な進行ルール】

一度にすべてを進めないでください。

各段階で私の回答や承認を待ってください。

まずはSTEP 1の最初の質問を
一つだけしてください。

両面印刷のずれを直す追加プロンプト

PDFを印刷して、表と裏の位置がずれていた場合は、次の文章を使おう。

印刷ずれ修正用プロンプトを見る(コピーできます)
先ほど作成したA4両面印刷用PDFを
修正してください。

表面は変更しないでください。

裏面だけを上に〇mm移動してください。

左右位置、カードサイズ、デザイン、
印刷倍率は変更しないでください。

補正値は最初の元データを基準にしてください。

修正後、指定した距離だけ
正しく移動しているか確認し、
新しいPDFファイルを出力してください。

〇mmの部分は実際に必要な移動量に変更してほしい。

例えば、裏面が下にずれている場合は「上に〇mm」。

反対に、上にずれている場合は「下に〇mm」と伝えればいい。

わが家では、元データから裏面を上に1.2mm動かすことで、位置がぴったり合った。

この方法は、あくまでわが家の実例。

使うプリンターによっては補正が不要なこともあるし、別の調整量が必要な場合もある。

また、ChatGPTの機能や利用条件によって、画像やPDFの作成方法、出力できるファイルが異なる場合がある。

最初から完璧を目指さず、デザインと印刷を分けて少しずつ調整するのが、おすすめの使い方だと思う。

8. 印刷するときの注意点

最後に、実際に作ってみて気づいたことをまとめておく。

表裏の印刷位置は必ず確認する

PDF上で位置が合っていても、実際のプリンターではずれることがある。

普通紙で両面印刷し、光に透かして確認するのがおすすめ。

印刷倍率は100%にする

PDFを印刷するときに「用紙に合わせる」などの設定が有効になっていると、想定した寸法にならないことがある。

今回のカードは91mm × 55mm。

印刷後は定規でサイズを測ると安心だ。

表面と裏面が逆向きになることがある

今回のA4縦向きレイアウトでは「長辺とじ」を使用した。

ただし、プリンターの設定や元のPDFの向きによって結果は変わる。

最初に少ない枚数で試すことが大切。

ラミネート加工ではフィルムの余白を残す

ラミネートしたカードを切るときは、周囲に必要な透明部分を残しておこう。

切りすぎると、端からはがれる原因になる場合がある。

必要な余白は製品の取扱説明書に従ってほしい。

AIが作った文字や数字は確認する

画像生成AIでは、日本語や数字が間違って表示されることがある。

銀行名、名前欄、説明文などは、印刷前に必ず確認しよう。

子どもの個人情報を入れなくても作れる

ChatGPTに子どもの本名を伝える必要はない。

今回のように「なまえ」とだけ書いた空欄を作り、印刷後に手書きすればいい。

また、カード番号には架空の短い番号を使い、本物の銀行口座番号やカード情報は使用しないようにしたい。

よくある質問

Q. ChatGPTだけでキャッシュカードを作れる?

デザイン作成はChatGPTで進められる。印刷用PDFについては、利用環境のファイル作成機能によって対応が異なる場合がある。実物を作るには、プリンターや必要な加工道具を準備しよう。

Q. 無料版のChatGPTでも作れる?

画像生成機能は無料プランでも利用できるが、利用回数やファイル作成機能には制限がある場合がある。実際に使える機能を確認して進めてほしい。

Q. 何歳から使える?

年齢の決まりは設けていない。わが家では7歳の娘向けに作ったが、小さな子どもなら大人が一緒に扱うのがおすすめ。

Q. 本物のキャッシュカードとして使える?

使えない。家庭内でお金の仕組みを学ぶためのオリジナルカードだ。

9. まとめ|子どもだけのキャッシュカードを作ってみよう

今回、ChatGPTを使って子ども用のキャッシュカードを作ってみた。

最初は、AIにデザインをお願いすれば簡単にできると思っていた。

でも、実際には思ったより大人向けのデザインになったり、印刷位置がずれたり、細かな調整が必要だった。

そこで、子どもの好きなものを質問してもらう方法に変更した。

好きなアーティスト、キャラクター、色。

その答えをもとに3つの案を作り、気に入ったものを選んで完成させていく。

さらにA4両面印刷用PDFを作り、裏面の位置まで調整して、実際にきれいに印刷できた。

今回作ってみて感じたのは、AIを使うときも、自分の考えを伝えることが大切だということ。

そして何より、子どもの好きなものが形になっていく過程が楽しい。

今回のキャッシュカードは、家庭内のお金教育のために作ったもの。

お金の使い方を学ぶこと。

貯金を楽しむこと。

そして、自分で考えて選ぶこと。

そんな経験につながってくれたらいいなと思っている。

このカードは、まだその入り口にすぎない。

いつか娘たちが大きくなって、このカードを見つけたとき。

「あのとき、こんなものを作ってくれたんだ」

そんなふうに思い出してもらえたら、それだけでも作った意味がある気がする。

家族だけの小さな銀行を、世界に一つのカードから始めてみるのも面白い。

自分の子どもに合ったデザインを、ぜひ作ってみてほしい。

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